高圧ガス試験対策 アセチレン

高圧ガス

今回はこの資格を取るうえで重要な物質であるアセチレンを紹介します!頻出なので確実に押さえましょう!ぶっちゃけ用途や製造法はそんなに大事ではないので、性質や追記部分を重点的に覚えてください。

性質

1.可燃性ガス
 かなり燃えやすいです!しかも爆発範囲は2.5%~100%であり、水素より広いです。常温・常圧下での最小発火エネルギーは水素と同じくらいなので、簡単に火が付きます

2.分解爆発性
 この分解爆発性って性質がめちゃ大事です。大気圧条件下で、空気が存在しなくても電気火花や静電気放電などの外的要因で爆発を起こす可能性があります。

3.充填方法が特殊
 アセチレンは分解爆発性を持っているために、そのまま圧縮して容器に充填するのは危険なので、高圧ガス容器内部に多孔質な物質を充填し、これにアセトンなどを浸み込ませたうえで溶解充填する方法がとられています。

3.銅や銀、それらの化合物と反応する
 この性質もそこそこ重要です。アセチレンは銅や銀ならびにそれらの塩と接触すると銅アセチリドや銀アセチリドを生成します。これらの物質は非常に敏感で容易に分解します。この分解反応によりアセチレンの分解爆発が起きる危険性が高いので、銅や銀との接触は避けましょう!また、たまに出題されますが、アセチレンのガス設備には銅及び銅の含有率が62%を超える銅合金は使用してはいけません。

用途

 用途は主に2つです。一つは溶断や溶接です。もう一つはカーボンブラックの原料として使用されています。アセチレンから作られたカーボンは導電性カーボンとして利用されますね。

製造法

 高校の化学で習った方も多いと思いますが、カルシウムカーバイドと水の反応を利用して作ることができます。

追記

 高圧ガスの定義の問題でよく出題されるので追記します。基本的には圧縮ガスについての高圧ガスの定義は「常用の温度において1MPaG以上で現に1MPaG以上であるもの、又は35℃で1MPaG以上となるもの」です。しかし、加圧したアセチレンは危険なので例外です。圧縮アセチレンは「常用の温度において0.2MPaG以上で現に0.2MPaG以上であるもの、又は0.2MPaGとなる場合の温度が35℃以下であるもの」が高圧ガスの扱いとなります。要注意です!

最後に

 今回は重要な物質であるアセチレンを紹介しました。同じく分解爆発性を持つエチレンオキサイドもそのうち紹介します!

 ご安全に!

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